空豆さん闘病記(その9)

シェアする

なんだよ空豆さん。急にいなくなっちゃうなんて、ひどいじゃないか。(前回から続いてます)

買ったばかりのフード

増量しなきゃっていうから、フードをたくさん買ったばかりなのに。食べてくれないなんてひどいじゃないか。

食べかけのエッセルスーパーカップ

食べかけのエッセルスーパーカップが残ってるよ。いや、結局食べてくれなかったんだ。冷たくて甘くてミルキーなものなんて、空豆さん大好きに違いないのに。

未開封のアンビエントランジ

高級クッションのアンビエントラウンジ。老犬生活のお供にと、むかし買ったやつより大きくて、座り心地のいいのを入院中に買っておいたのに、結局開封せずに終わっちゃったじゃないか。

飲まなかったヤギミルク

使いかけのヤギミルク粉末。これも結局飲まなかったんだ。小さい頃は大喜びしてた、あの超スペシャル飲み物だったのに。

なんだよ、ひどいじゃんか。

せっかくコロナの行動制限も落ち着いてきたから、今年こそは空豆さんと旅行に行きたかったのに。

代々木公園だって芦花公園だって何度も行くつもりだったのに。

スケボーに乗って得意げな空豆さんをもっと見たかったのに。

飲まなかった薬

最後の日、結局飲まなかったお薬。これを飲めて、吸収できてたら、なにかが変わってたんだろうか。

そもそも、不調に気づけて良かったんだろうか。もっと早く気づけなかったのだろうか。むしろもっと遅い方が良かったんだろうか。

おそらく、いまの空豆さんに対してできる処置、すべての医術を施してもらったと思うけど、それで空豆さんはよかったんだろうか。


お留守番の多い家でごめんよ。留守の間ずっと寝てるのは知ってたけど、気がついた時に飼い主がいないのがイヤだったんだよね。それも知ってる。

飼い主が離婚してからはしばらく不安定だったけど、部屋に残ったもの同士、なんとなくお互いの折り合いがついてからは、前にもまして仲良しになれた気がするよ。

コロナ禍になって、在宅勤務の時、たまに「なでろ」「かまえ」ってそばに来てくれるのが、とてもいい休憩のタイミングだった。

年齢を重ねるほど、甘えっ子になって、くっつき虫になる空豆さんが愛おしかった。

よたよた歩きの老犬・空豆さんを、カートにのせてお散歩するみたいな未来を想像してたんだけどな。

完全に毛が真っ白になって、ビーグルだと信じてもらえない未来とかも、ね。

おねむな空豆さん

なんでそんなに早く行っちゃったかなあ。

空豆さん楽しそう

「次もまた犬がいいです」って思ってくれるかな。できればまたうちに来て欲しいな。

空豆さんカメラ目線01

ありがとうね、空豆さん。ほんとにいい子だったよ。

(次回、検査結果の話だけ書きます)

空豆さん闘病記(その9)
せたびぃ! - 世田谷ビーグル協会の最新情報を、いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

シェアする

フォローする